この約一カ月死ぬ程頑張って彼女作ろうとした結果を淡々と書いていく

はじまり
11/5
ネットで彼女の作り方を調べ、今でも恐らく出来るだろうナンパというものを実践

とにかくお洒落しようと髪の毛、眉毛を美容院で整え買っておいた服を着る

いきなりバーとかいうのはレベルが高いと思ったのでゲーセンにすることに

ゲーセンに行くとめっちゃ可愛い女！とまではいかなかったが何人か一人でいる奴はちらほら

その中の一人にターゲットを絞り、たまたまを装い近くの椅子に座る

話しかけるも「は…はぁ…」と迷惑顔をされる

いたたまれなくなって1分持たず足早に去る

1週間後
髪の毛は少し伸びたが眉毛と髭は整えていた

同じ服でまたゲーセンに行く

すると先週声をかけた女性が

俺氏、ネットの「男は強引な方がモテる」というデマに流され再び声をかける

「あの…知り合いでしたっけ…？」という一言にダメージを受け再び逃げる

1週間後

今度はゲーセンではなく、近所のコンビニ

コンビニの店員に「最近寒いよね」と声をかけるも「あったかいものと冷たいもの分けますか？」にかき消され「大丈夫です」の一言で足早に立ち去る

またさらに1週間後

またあのゲーセンに行くと例のごとくあの女の人

しかし今回は友達がいたそうで声をかけるのは控えようと思い一人でゲームをしていた

すると「すいません」と店員から声をかけられる

何ですかと書くと「他のお客様が迷惑しているとの事でしたので」、と冷たく言い放たれる

何のことですかとどもりながらとぼけるも店員の迫力に為すすべなく敗退

12月

今年のクリスマスも一人でピザを注文するのかと嘆きそうになるも気合を入れ直し出かける

ゲーセンに行くと店員に門前払い

理由は聞かず、足早に立ち去る

車を走らせ、適当にうろつくとお洒落な服屋発見、中に入る

ダウンジャケットを探すという名目で可愛い店員に話しかけるもここにしかないですねとあしらわれる

どんなのが似合いそうですかねと言葉を発しようとするも上手く喋れず終わる

出禁になったゲーセンを通り過ぎ、服屋も通り過ぎ

スーパーマーケットへ直行

すると恐らく一人なのだろう女性

本当に偶然だが何度もすれ違だだ中で誰かが隣にいた感じではない

そこで思い切って話しかけることに

俺「あ、あの…」

女「？」

俺「い、今ってお一人ですか…？」

女「？」

俺「あ、今ってお一人です…か？」

女「…あ、いえ。別に…」

俺「あの…」

女「いや、友達と来てるんで」

俺「え…」

女「…」

俺「そ、そう…ですか…」

女「…っつか何？」

俺「え？」

女「いや、いつまで突っ立ってんの？どっか行って？」

俺「は、はひ…」→ここで足早に立ち去ろうとする

俺「あっ」→階段の中腹でこける

↓

医者「捻挫ですね。まあ安静にすれば良いと思います」

俺「はい…」